Ie Fushimi

The IeFushimi

見るより先に、Ieを感じる。

Ie Fushimiは、伏見稲荷の近く、京都の古い町家にひらく茶の家です。

はじめに家がありました。木、土、井戸、影、そして庭。それは背景ではなく、私たちの出発点です。

家はすでに語っていた。私たちは、耳を傾けることから始めた。

家

屋根裏の下で太い梁が交差している。光がひとつの角をとらえる。
01 — 見上げる

梁に梁が重なる。古い屋根の裏側が、あらわになっている。

暗い畳の間から、ガラス戸越しに庭の光の中の石灯籠が見える。
02 — 中心にある庭

庭は、空を屋根とするひとつの部屋。

木の格子を抜けた日差しが、障子に光の縞を落とす。
土壁沿いの廊下。薄明かりの中に花器と低い台。
03 — 光

朝はひとつの面を見つけ、午後はまた別の面を見つける。影もまた、部屋の一部。

04 — 水

ふたつの古い井戸が残っている。ひとつは庭へ還る。もうひとつは、茶へ。

床の開口から、古い階段が暗がりへ降りていく。
05 — 家の下

告げるより、見つけてもらうほうがいい部屋もある。

[PHOTOGRAPH TO COME — the carpenter's ink inscriptions on the beams]
06 — 木が覚えていること

大工の墨書きが、いまも読める。

[translation TO CONFIRM once the inscriptions are read and dated]

漆喰の壁に並ぶ、三つの古い回転式スイッチ。
07 — 小さなものが残る

ここで人が暮らしていた。夜になると、この明かりを灯していた。

家に入る →

シグネチャー

透明なグラスに注がれる淡い玉露。細かな泡が立ちのぼる。

スパークリング玉露

[one line TO CONFIRM]

砂炉のほうじ茶チャイ

熱い砂の上で、温かなミルクに溶けていくホールスパイス。

紙のコーンに立つ焦がしバターのフィナンシェと、一杯の茶。

焦がしバターのフィナンシェ

小さな窯で焼き、紙に包んで家から持ち出す。

何を、なぜ →

扉をひらく前に

この家が、これからなっていくもの。

通りに面した家の表。上には木の格子、一階はひらかれ明かりが灯る。
低い明かりの表の間。石の台に松、ガラスの向こうに通り。
表の間で、低い卓を囲んで茶を飲む人々。
明るい部屋の低いベンチで語り合う三人。

Ie アトリエ

家が毎日つかう道具。依頼し、部屋で試し、少しだけつくる。茶、器、香、銅、紙、灯り。ここに滞在し、働く人がつくるものもある。Ieのひとかけらを持ち帰るために。

アトリエへ →

コラボレーション

Ieはレジデンシーのための家です。ゆっくり、深く仕事をしたい職人、アーティスト、ブランド、実践者に、部屋をひらきます。

家と仕事をする →

水はあたたまりつつある。

庭は育ちつつある。

扉は、2027年の春にひらく。

家へのお便り

建築家、つくり手、アーティスト、ブランド、取引先、報道関係の方、そしてここで働きたい方へ。

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